青色申告は経理が大変?
青色申告〜会計ソフトを使おう
青色申告を選択すると、きちんとした帳簿をつけなければなりません。
この帳簿をつけるということが、慣れるまではかなり大変です。
なぜ大変かといいますと、青色申告の場合「正規の簿記」いう方法でつける必要があるからです。
「正規の簿記」というのは、簿記の基礎知識がないとできません。
「仕訳」とか「貸方/借方」といった経理用語を聞いて、すぐに分かる方なら大丈夫です。
しかし、簿記を学習したことがなければ、これらの用語の意味から勉強しなければなりません。
経理の本などを買ってきても、なかなか理解できないと思います。
そういった方が手書で、しっかりした帳簿をつけるのはそうとう骨のおれる作業になります。
そういった簿記の知識がない方におすすめなのが、会計ソフトを使って帳簿をつけることです。
帳簿形式の入力方法と操作さえ覚えることができれば、後は何とかなるはずです。
会計ソフト使用のポイント
ご自分でされる場合のポイントは、まず会計ソフトに入力されるまでの書類の整理をきっちりとすることです。
- 売上など、入ってくるお金の管理
- 仕入など、出て行くお金の管理
- 仕事の経費と個人の生活費の区分
これらを管理・区分するには、日頃から次のような管理をしておかなければなりません。
- 仕事用の銀行口座をつくり、個人のお金の出入りと区別する
- 領収書を必ずもらうクセをつける
- 領収書のない経費(例えば電車代などの交通費)を使ったつど記録する
こういったことができない方は、記帳処理そのものを税理士等に頼むなどしましょう。